古傷がいたむ原因

気候の変わり目、天気が悪い日、雨の日などで古傷が痛んだり疼きが出る方はいませんか?

古傷は表面上で見れば治ったかのように見えますが
皮下の組織や筋肉の組織が元通り修復されてないことがあります。
そのことにより筋肉や靭帯などの組織が硬くなり可動域が制限されてしまうと患部の血液循環が悪くなり
痛みが生じやすくなります。

なぜ天気が悪くなると古傷が痛むのか?

古傷の痛みが出る諸説はいくつかありますが、ここでは3つの説を紹介させていただきます。

1. 急な気圧の変化が起こると体内で炎症物質のヒスタミンという物質が分泌されます。
このヒスタミンにより痛みがでる。

2. 気圧の変化で体内の血液の循環が妨げられ、体内の水分で膨張した組織が神経に触れて痛みが出る

3. 気圧の変化に伴い耳の中にある気圧のセンサーが反応し、交感神経が活発になります。この時ノルアドレナ     リンという物質が分泌されます。
ノルアドレナリンは血管を収縮させる作用があるので、収縮した血管が古傷周辺の神経を刺激し痛みが出る。


古傷をそのままにしておくと!?

古傷をそのままにしておくとかばっている箇所に痛みが出たり二次的な障害につながりますので適切なケアが大切になります。

例えば、足の捻挫ですが痛みが消失しても不安定感があると股関節・膝に影響しさらに腰や肩にまで影響します

肩や腰などの異常が昔痛めた足首が原因だったというのはよくあります。

お身体の不調の原因がハッキリしない場合はくぼ鍼灸整骨院にご相談下さい。